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テクノロジー・ロードマップ―技術知識の俯瞰と分析による新産業創造

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テクノロジー・ロードマップ―技術知識の俯瞰と分析による新産業創造

安永 裕幸 (著), 尹 泰聖 (著)
ISBN(or ASIN): B07R1PCV3Z(印刷版のISBN-13: 978-4902444025)
頁数:214
形式:電子版PDF
発行日:2019年4月15日 (印刷版初版発行:2006年3月27日)
定価:本体2,713円+税
出版: 安全門社

[なかみをプレビュー]
https://play.google.com/books/reader?id=Uy2UDwAAQBAJ&hl=ja&pg=GBS.PA18

「TRM(テクノロジー・ロードマップ)」の電子版がついに登場!
「TRM(テクノロジー・ロードマップ)」の印刷版が絶版となりましたが、再販売に関するお問い合わせが多かったため、このたび電子版を発行しました。

本書は、 TRM(テクノロジー・ロードマップ)に関する誕生背景から、理論、さまざまな分野への適用事例まで紹介している。本書の作成には、多方面の人々との意見交換から得たヒントやTRMへの期待までが参考になっている。これらの人々が属する分野は多方面であり、半導体、化学、金属、機械、自動車、エネルギー、環境、プラントはその一部である。また、これらの人々の肩書きは企業の研究企画担当者、各大学の関連研究者、知識工学、俯瞰工学、技術経営の研究開発者まで多様である。意見交換過程では、海外の専門家とも直接面談し、様々な課題を議論した。これらの過程で感じたのは、僭越ながら次のようなことである。

1 TRMという概念自体は多くの関係者が認識し、かなりの企業で作っている。我々が調べた範囲では、企業のTRMは3年~5年をターゲットにしているのが多い。しかし、企業の研究開発戦略にTRMが十分活用できているかに関しては確実ではない。

2 TRMは科学的アプローチを指向している。そのため、多くのサブシステムから構成されるシステム製品の研究開発には有効な内容がいくつも提案されている。しかし、広範な用途を有する材料分野、製品イメージが確定しにくい先端分野、現行の経済メカニズム下では市場が見えにくい分野に関しては、アプローチが十分とは言えない。

3 新産業創出のためには、大胆な異分野融合によって技術のフロンティアを拓くべきである。いっそのこと、TRMあるいはTRMの作成過程を通じて、融合の仕掛けをしていくべきと期待している関係者が多い。

 本書を一言で表現するならば、「TRMとは、技術を構造化し可視化する、研究開発マネジメントの科学的アプローチとそのツールである」ということを説明しているものである。そのため、TRMの策定と活用に関連する話題を集めている。
 これまでのTRMは、どうしても「既に構造化された」技術体系を基に策定され、活用されることによってその有効性を示してきた。しかし、今後日本が国際競争の中で技術の力によって勝ち抜いていくためには、「未だ構造化されていない」技術分野を、TRMあるいはその作成過程によって構造化しながら、技術戦略、事業戦略、国家戦略の統合を図るアプローチが必要であろう。

著者略歴

安永 裕幸(ヤスナガ ユウコウ)
1962年生まれ。1986年、東京大学工学部修士課程(資源開発工学)修了。その後通商産業省(当時)に入省。宇宙開発(資源リモートセンシング、無重力環境利用実験)プロジェクトのマネジメントや半導体研究開発プロジェクト立案などの政策に携わるとともに、国際石油情勢分析、日米半導体協定交渉、アジア経済危機対策、電子商取引の著者コンフィデンス対策などの国際分野の行政分野にも関わる。NEDO技術開発機構での研究開発プロジェクト・マネジメントを経験した後、2005年9月より経済産業省で研究開発課長として技術行政を担当。専門分野は、研究開発マネジメントと技術ロードマップ、技術の構造化とアーキテクチャ論、電子デバイス産業の競争力分析など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

尹 泰聖(ユン テソン)
1961年生まれ。東京大学工学系研究科にて博士号(工学)を取得後、東京工業大学助手と経済産業研究所客員研究員を経て東京大学工学部総合研究機構助手、東京理科大学経営工学科講師を歴任。現在、東京大学工学部研究員。「国際CAD/CAMジャーナル」編集委員。科学技術知識プロバイダーとして、活用可能な科学技術知識の流通・活性化を手掛ける(株)オープンナレッジの代表取締役でもある。世界的な人名辞書「Marquis Who’s Who in Science and Engineering」に紹介されている。専門分野は、知識ビジネス論と生産情報工学。知識の構造化・再構築・流通・活性化からなる連続サイクルを知識ビジネスの本質として捉え、その実体を研究開発している。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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